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道具の手入れ その2

今日は革包丁の砥ぎです。

普段革包丁を使う時は漉きにしようしますが、漉きの切れ味が悪くなると切る方にまわします。
そうすると刃先がかけたりします。って事で荒砥石から砥ぎのスタートです。

台所はあるのですが高さが中途半端なのでいつも机の上で砥いでます。

工程は端折って、最後は気休めに青砥で何回か砥ぎます

お手製革包丁立てに収納。

そして最後に必ずしなければならない作業、砥石の面直し。

面直しは僕も好きではないですが、教室でも嫌がられます。そして今みたいな夏はどんなけエアコンを効かせていても汗がとまらなくて最悪です。

建具屋さんにむかしこんな言葉を教わりました。

『女房は貸しても砥石は貸すな』

それぐらい砥石を大事にしろという教えなのですが、それは天然砥石で非常に高価な物だったからです。
けど自分はセラミックか合成砥石なのであんまり気にしてないです。

ちなみに教えてくれた建具屋さんは奥さんLOVEの方で、いつもご夫婦一緒にいます。

道具の手入れ

本日はヘリ落としと菱切りを砥いでいました。

刃物類は定期的に研がないと無駄に力が入り革が歪んだり傷がついたりします。

工房にエアコンをつけていますが、もう真夏なのでちょっとするだけで汗だくです。

売られた状態では菱切りは使い物にならないので、革教室では砥ぎ方も教えています。

 

波板張替え

先日の台風で店の前に置いてある自販機の屋根の波板が吹っ飛んだので、大家さんから頼まれて波板を張替えました。

 

しょっちゅう外で作業したり工房作りも自分でしているので近所の方からは大工さんと思われています。

時々思う事があります。
革屋なのでちまちまエアコンの入った工房内での作業だけだと目や肩が疲れるので、こうやって外で作業するのも良い運動と気分転換になります。

ファスナー

ファスナーを使うものばかり作っているので消費が激しい為に仕入れました。

主に使うファスナーは金属ファスナーのエクセラですがスタンダードも使います。。

アプリコットジャムの作り方

近所の方から杏の実がなっているから取りにおいでと声をかけてもらったのジャムを作りました。

って事で今日はジャムの作り方日記です。

まず杏を取ったら水洗いして痛んでいるところを切り、種を取り出します。
皮は付いたままで良いのですが、酸味の強いのが苦手な方は皮を取り除いても良いです。
ちなみに水洗いする前に2、3日放置しておいて追熟させるのもありです。

次は杏の重さに対し5割から7割の砂糖をまぶします。

そしてある程度混ざり合って水分が出てきたらそのまま火にかけていきます。
火力は強火で焦げないように混ぜてゆくのですが、慣れない場合は中火でも構いません。

煮立ってくると杏から灰汁出てくるので、こまめにおたまで取り除いていきましょう。
杏の水分のシャバシャバ感がなくなり軽めにトロっとしてきたら、水を入れたコップに数滴落としてください。落としたジャムが広がなければ完成です。

もし市販品のジャムのような質感のジャムが好きでしたら、レモン汁を適宜入れるとゼラチン質っぽくなります。
後は煮沸した瓶に入れて完成です。
瓶の煮沸の仕方は写真を撮るのを忘れたので、またジャムを作った時にでも載せたいと思います。

お好みでシナモンや杏露酒なども入れてみると大人な味になります。
バニラアイスやヨーグルトのソースや、アッサムのような濃いめの紅茶に入れてロシアンティーにしても合います。

是非良かったら作ってみてください。

 

 

 

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