経年変化
革の経年変化(エイジング)とは、主に植物タンニン鞣しの革に起こる現象の事です。
ヌメ革では使っている内にアメ色に変化したりその他の色では濃くなったりします。
そしてツヤが出てきて持ち主に馴染んだ革製品の事を指します。
いわゆる味ってやつです。
ちなみに写真は年配の遊び仲間のおじさんが2年前に我が自宅で作ったキーケースです。
下にあるのはキーケースと同じ元のヌメ革です。
たった2年でここまで変わるのを初めて見ました。
オイル分の強い革ではここまで成り得る事例はあるのですが、このヌメ革は素上げなんです。
革屋によったらタンロー(タンニン鞣しローケツ染め用の革の略)と言われてる革です
この革は基本的にオイル分が少ないので定期的にオイルメンテナンスしないとここまで変わりません。
職業が料理人なので常に手が油まみれでオイルメンテナンスなて必要ありません。
ヌメ革は持つ人によって本当に違います。これこそまさに個性ですね。
皆さんもヌメ革で作られた革製品をお持ちでしたら一度はチャレンジしてみてください。
もし経年変化する革かどうか分からない場合や綺麗にエイジングする方法など、時ノ葉では他店で購入された革製品でもご相談に乗りますのでお気軽にお尋ね下さい。