skip to Main Content

経年変化

革の経年変化(エイジング)とは、主に植物タンニン鞣しの革に起こる現象の事です。
ヌメ革では使っている内にアメ色に変化したりその他の色では濃くなったりします。
そしてツヤが出てきて持ち主に馴染んだ革製品の事を指します。
いわゆる味ってやつです。

ちなみに写真は年配の遊び仲間のおじさんが2年前に我が自宅で作ったキーケースです。

下にあるのはキーケースと同じ元のヌメ革です。

たった2年でここまで変わるのを初めて見ました。

オイル分の強い革ではここまで成り得る事例はあるのですが、このヌメ革は素上げなんです。

革屋によったらタンロー(タンニン鞣しローケツ染め用の革の略)と言われてる革です

この革は基本的にオイル分が少ないので定期的にオイルメンテナンスしないとここまで変わりません。

職業が料理人なので常に手が油まみれでオイルメンテナンスなて必要ありません。

ヌメ革は持つ人によって本当に違います。これこそまさに個性ですね。

皆さんもヌメ革で作られた革製品をお持ちでしたら一度はチャレンジしてみてください。

もし経年変化する革かどうか分からない場合や綺麗にエイジングする方法など、時ノ葉では他店で購入された革製品でもご相談に乗りますのでお気軽にお尋ね下さい。

オーダー ドアベル

ハンドベルの首元に革を巻きつけてドアベルにするというオーダーです。

初めての試みで最初はイメージが湧かなかったのですが、完成図のイラストを書いてきてくださり助かりました。

あいかわらず写真の枚数が少ないのと下手くそでみにくいですが首元は一枚で仕上げてます。

常備してある革紐はちょっと薄いので2mm厚の革を切って。黒に色に染色しました。

輪っかが大きいとすっぽ抜けるし、小さすぎると針が入らないし、コマ合わせ縫いってのをすると今度は強度がなくなるしと。

こういったシンプルなモノでも特殊なオーダーってあれこれ考えながらするので非常に楽しいです。

なによりも今後に役立つので技術向上できるので、あえて複雑に考えてみたりと。

自分の技術的に出来るのモノと出来ないモノがありますが、何かございましたらご相談ください。

 

オーダー ショルダーバッグ

定番のショルダーバッグのオーダーです。

普段は張りといううかコシというか厚めの革をつかうのですが、今回はそれより薄めのオイルレザーです。

ちなみにこのバッグの方がお安くなっております。

 

 

 

オーダー 二つ折財布

今回いただいたオーダーはシャツの胸ポケットに入る大きさで薄くて小さい二つ折り財布です。

各パーツのサイズをちょっと縮小し、要所要所を薄くしました。

そして腰を曲げた時に落ちないようにストラップ用にD環を付けました。

中はシンプルにカードが6枚と、カードの裏側にフリースペースを2ヶ所。

札入れは一ヶ所です。

Back To Top