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革教室 長財布

スーツの上着のポケットに収まるような紳士用の薄い財布を教室で作られました。

紳士用の財布は薄いので小銭入れを設けずカードと札入れのみのもあります。
今回は小銭入れの厚みを出さない構造で作っています。
他だ平べったいだけだと使い難いので、コインもお札も取り出しやすいように小さめのマチを付けました。

今回の財布は浮かせ貼りという表の革と裏の革を全部貼り合わせず端っこだけを接着した作り方をしています。
浮かせ貼りの特徴は表革と裏革の長さが違い、真ん中に空間があるので曲がり部分にシワができにくくなっています。
そして閉じやすくなっています。
貼り方にもよりますがガバッとは開かないようになっています。

他にベタ貼り・曲げ貼りとありますが各々メリット・デメリットはあるのでどれが良いとかはありません。
作り手の考え方や構造で反映されるのだと思います。

革教室 コインキャッチャー

普段商品として作っているコインキャッチャーのデザインをレザークラフト教室でも作っています。

教室では生徒さんの好みの革や金具使ったりもします。

今回は生徒さんが持っているホックを使っています。
革はヨーロッパ産のタンニン鞣しのヌメ革です、
糸は外装を赤色で小銭入れの部分は黄色を使用。
ベルトループでぶら下げられるようにカラビナを付けています。

Thin Bag Ⅱ

前回と同じ薄いバッグです。

こちらは表はブラウン、反対側はブルーと2色使っています。

ショルダーストラップはブラウンのままです。

こちらの肩掛けのバッグも調節可能となっています。

タンニン鞣しの革なので使い始めは固いですがオイル分を多めに加えていますので徐々に柔らかくなって艶も出てきます。

なるべく雨染みが付かないように防水加工を施しています。

Thin Bag

その名もThin Bag 。発音は θín bˈæg (スィン バッグ) です。

薄いカバンだと味気ないので英語にしてました。

入れる物は決まっていて普段使っているぺったんこのバッグに慣れているので同じようなのを作って欲いとのご依頼です。

生成りのヌメ革をブラウンに染色しました。

肩紐は美錠で調節できます。

ショルダーは普段ナスカンを付けて取り外しできるようにしているのですが今回は直付けです。

その代わり直接付けるために使用している金具はカシメを利用して強く叩いていないので動くようになっています。

ラウンドファスナー長財布

オーダーでお作りした手染めのラウンドファスナーの長財布です。

表の革は北米原皮のヌメ革を手染めし、内装の革はヨーロッパ原皮のヌメ革をしています。

ファスナーはYKKのエクセラを使用しています。
エクセラとはYKKのファスナーでは最高級と呼ばれ、エレメントぼ一つ一つに磨き上げられ本金メッキなどエレメントカラーが豊富です。

北米とヨーロッパでは何が違うのかと疑問が出るかもしれませんが簡単にまとめると、北米産は厚めでヨーロッパ産は均質です。
もちろん国産(内地と呼ぶことも)もありますがどれが良い悪いとかはないです。

時ノ葉はオーダーの内容や予算などで使用する革を変えたりしますのでご注文の際はご相談ください。

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